理想的な音をご存知ですか?
眠りにつくときとき、どのくらいの音だったら眠れますか?
わたしはどんな音があっても全然平気!
ぼくはちょっとの音でも目が覚めちゃうよ。。
などなど、人それぞれ個人差はあると思います。
寝室での音の理想は、図書館の中よりもっと静かな状態。(数値でいえば30デシベル(ds)以下)
なので、よく聞きますよ。テレビをつけっぱなし、ラジオ、
音楽をながしっぱなし・・・(テレビは約70ds、ステレオ音楽は約80ds)
これは眠りにとっては、あまりよくないでしょうね・・
寝室が道路に面していたり、周囲がさわがしい場合は「マスキング効果※」
として音楽などながしていてもよいかと思いますが、
眠くなったら途中でやめることをおすすめします。
騒音が大きくなるにつれて、眠りへの影響も大きくなりますよ。
※2つの音が存在するのに、小さい音は大きい音に、高音は低音に、消されてしまうこと。
無音も不安です。
音がまったくしないのが良いかといえば、そうでもありません。
音がまったくしない事で不安を高めてしまい、それがストレスとなって
眠れないこともあります。
このときも、興奮しない程度に好きな音楽を流すこともいいと思いますが
タイマーなどで寝つく頃、切れるようにしておきましょうね。
ドアをバタン!と閉める音や、トイレの水を流す音など、
突発的におこる大きな音に眠りは影響しやすいようです。
眠りの浅い人はちょっとした音の振動でも寝つけなかったり、
途中で目を覚ますということがあります。
家の人のちょっとした配慮が必要ですね・・・
自動車のエンジン音、道路工事の音、バンッバンッバンッ!!と連続的に大きな音など
これには困ったものですね。。
耳慣れない音というのも寝つきを悪くします。
一緒に生活している人のイビキは気にならないのに、
旅行に一緒にいった友人のイビキは気になる・・・などなど
何にストレスを感じるか、どのくらいの音を“イヤだな・・”と
感じるかは人によって大きく違います。
日常、高速道路の脇に住んでいてぐっすり眠れている人もいれば、
流行のいやしの音楽も、本人が気に入らなければ耳障りな音ですよね。。。
ためしてみてください
目をとじて、雨がシトシトと降る感じをイメージしてみてください。
木や草花のある公園のイメージです。
雨音は小さくて、はっきり聞こえるかどうかわからないくらい。。。
しっとりと雨がそぼ降り、まわりの雑音をつつみ込んでくれます。
そう、
まわりの物音が、耳障りにならないような気がしてくるのでは
ありませんか?
寝やすい音をイメージすることも工夫してみてください。